2005年04月12日

帝都東京・隠された地下網の秘密

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帝都東京・隠された地下網の秘密
秋庭 俊

洋泉社 2002-11
¥1,995 (税込)


東京には秘密の地下網が張り巡らされている! 政府・都・営団までがこの事実を国民になぜ隠そうとするのか? 謎解きの面白さと事実発掘の粘り強さで読者をぐいぐい引っ張り、秘密の核心に迫る!! ――なぜ、現在、市販されている二つの地図には違いがあるのか。それは単なる誤差にすぎないのか、どちらかが嘘をついているのか。ないはずの地下鉄がGHQ作成のインテリジェント・リポートに載っているのはなぜか? 営団公表の図面に建築されていないはずの地下鉄がなぜ紛れ込んでいるのか? 疑惑は疑惑を呼び、たったひとつの結論に導いていく。戦前にすでに東京には地下網が完備していた、と。―可能な限りの資料と徹底した地図の読みこみを駆使し、国民に伏せられてきた東京の地下網の真実に迫る。
「目次」――七つの謎/入れ換えられた線路/一等不採用/知られざる東京の地下/地下は新宿を向いていた/二〇〇ヤード/戦前、ここにも地下鉄が走っていた/帝都復興/東京の下にはもう一つの東京がある


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教養/ノンフィクション/ノンフィクション(日本)
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2005年04月11日

ねじ曲げられた桜 美意識と軍国主義

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ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義
大貫 恵美子

岩波書店 2003-04
¥4,200 (税込)


日本の国花である桜は、19世紀末より「祖国、天皇のために潔く散れ」と兵士を死に追いやる花となり、太平洋戦争敗戦の直前には特攻隊のシンボルとなった。半世紀余り前、日本の将来を担うべき多数の若者が「カミカゼ」に搭乗して海の藻くずと消えていった…「桜が散るように」。為政者は桜の美しさをナショナリズム高揚と戦争遂行に利用したのだ。著者は、明治の大日本帝国憲法をはじめ軍国主義の発展を分析する一方、そのとき国家と国民のあいだに起こった「相互誤認」を、学徒特攻隊員の遺した膨大な記録をきめ細かに読み解き、桜の美的価値と象徴によるコミュニケーションに常に伴う「解釈のずれ」を中心に、どのように「桜の幹」がねじ曲げられてきたのかを検証する。――平和への願いを込めた、象徴人類学の見事な成果。


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人文/日本史/日本現代史
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2005年04月10日

椿姫

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椿姫
デュマ フィス Alexandre Dumas Fils 吉村 正一郎

岩波書店 1971-01
¥588 (税込)


歓楽の生活をなげうち、真実の恋に生きようとする娼婦マルグリットと純情の青年アルマンの悲恋の物語。何ものにも代え難いその恋さえ恋人の前途のため諦めて淋しく死んでゆくマルグリットに作者は惜しみない同情の涙を注ぐ。汚土の中からも愛の浄化により光明の彼岸に達し得るもののあることを描き、劇にオペラに一世を風靡した。


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文庫/学術・教養/岩波文庫
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2005年04月09日

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影 あなたの知らないアンデルセン
ハンス・クリスチャン・アンデルセン

評論社 2004-12
¥1,680 (税込)


自分の昔の影が人間の姿になって現れる…。学者とその〈影〉のミステリアスな物語。美しいだけではない、本当はこわい世界。知らなかった!こんなアンデルセン。――暑い国で、学者の「影」は一人歩きをはじめ、やがて恐ろしい結末へ。「影」とは果たして何者なのか、本当は何を見てきたのか。アンデルセンの作品中もっとも解釈のわかれる異色作を、デンマーク語からの新訳でお届け。〈童話の王様〉のもうひとつの素顔。オリジナルカラー挿画を全ページに収めた〈大人のためのアンデルセン〉。アンデルセン生誕200年記念出版。


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文芸/高学年向読み物/高学年向読み物その他

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■e-hon立ち読み「影」

アンデルセン生誕200年展
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2005年04月08日

にごりえ・たけくらべ

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にごりえ・たけくらべ
樋口 一葉

岩波書店 1999-05
¥420 (税込)


酌婦の身を嘆きつつ日を送る菊の井のお力のはかない生涯を描いた「にごりえ」。東京の下町を舞台に、大黒屋の美登利、龍華寺の信如、正太郎、長吉たち思春期の少年少女を描いた「たけくらべ」。吉原遊廓という闇の空間とその周辺に生きる人びとに目を向けた一葉の名篇を収める。詳細な注を加えての改版。


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文庫/学術・教養/岩波文庫
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2005年04月07日

オンナ部 M嬢すみれのちんぴんファイル

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オンナ部―M嬢すみれのちんぴんファイル
泉水 木蘭

バジリコ 2005-04-05
¥1,365 (税込)


「じゃ、浣腸しといて」真っ白なスーパーカーで迎えに来た初めてのお客は、助手席のすみれにこう言った。630万円の借金返済のため、都内のSMクラブで働きはじめた彼女に襲いかかる、おむつ浣腸男、しゃもじ男、まんだら麻縄男、おかっぱ女装男、泥酔金持ち男・・・。変態男たちとの本当にあった9つのエピソードを、すみれが赤裸々に痛快に綴る!自己チューS男たちが大暴走!M嬢ヒロインがけなげに奮闘するノンストップ爆笑コメディ!!
「著者からのコメント」――この本のために男に捨てられました! 直後、突然歩けなくなり脳神経外科へ搬送、CT、MRIなど検査を受けたところ「寝不足」といわれました。失恋のショックではなく、原稿への集中力がそうさせたのでした。私はそういう女です。


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エンターテイメント/サブカルチャー/SEX・風俗
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2005年04月06日

朗読者

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朗読者
ベルンハルト シュリンク Bernhard Schlink 松永 美穂

新潮社 2003-05
¥540 (税込)


セックス、愛、朗読、戦後ドイツの不名誉についての、短くも豊かな物語。江國香織、池澤夏樹の両氏も大感動、大絶賛!! ――15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と切ない恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」…ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める。人知れず逢瀬を重ねる二人。だが、ハンナは突然失踪してしまう。彼女の隠していた忌わしい秘密とは何か。二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落していた。「胸を締めつけられる残酷な愛の物語」「ひとたび読み始めると、もう手放せない」。数々の賛辞に迎えられて、ドイツでの刊行後五年間に二十五カ国で翻訳され、アメリカでは二〇〇万部を超えた大ベストセラー。


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文庫/一般/新潮文庫

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■新潮社立ち読み「朗読者」1・2
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2005年04月05日

戦争の世紀を超えて

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戦争の世紀を超えて―その場所で語られるべき戦争の記憶がある
森 達也/姜 尚中

講談社 2004-11
¥1,890 (税込)


『生きる。愛する。』
姜――森達也の指摘するとおり、イエドヴァブネの惨劇の起きたポーランドの小さな村は、戦争の世紀の深い闇を見据えるのに最もふさわしいロケーションかもしれない。この小さな村での出来事から、神でも悪魔でもない、その中間に宙吊り状態になった「人間」の誤謬や不安、恐怖や凶暴さ、そして優しさといったさまざまな情念が垣間見えてくるように思える。
森――姜尚中は険しい表情で、展示物をじっと凝視している。アウシュビッツは僕らにとっての触媒であり、同時にリトマス試験紙なのかもしれない。身体の奥底にしまいこんでいたはずのデモーニッシュな領域が、いつのまにか刺激され、苦い汁となって舌の裏に滲み出す。だからこそ人はここに来る。恐々と。でももしかしたら、意識のどこかでうきうきと。<本文より抜粋>
「目次」――<戦争の世紀のトラウマ>場所に残された記憶を辿って/<勝者、敗者、被害者の記憶>裁きの場で/<限定戦争という悪夢>冷戦の最前線で/<そろそろ違う夢で目覚めたい>


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教養/ノンフィクション/オピニオン
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2005年04月04日

私が語りはじめた彼は

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私が語りはじめた彼は
三浦 しをん

新潮社 2004-05-25
¥1,575 (税込)


もろく儚く消滅? でも実はまだ切れてない、「彼」と私の仲。驚異の新鋭の傑作。――きっかけは「彼」の醜聞だった。女性にだらしなく、勤務先を追われ、新しい家庭におさまり、暮らしました。おしまい……いや、話はそんなに単純ではない。同僚や離れて暮らす息子、新しい娘、実の娘の婚約者、みんな闇を抱えて生きている。「彼」の影を引きずりながら。男女の営みのグロテスクな心理と生理を描く“関係”小説。


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文芸/日本文学/小説 女性作家

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■新潮社『波』書評「私が語りはじめた彼は」
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2005年04月03日

「死の棘」日記

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「死の棘」日記
島尾 敏雄

新潮社 2005-04-01
¥2,310 (税込)


夫の不倫と妻の狂乱。夫婦の無間地獄を描く日記、没後18年を経て遂に刊行!――かつて50万読者を震撼させた小説『死の棘』は、夫の浮気の露見から書き起こされ、凄絶な諍いの果てに、妻が夫に伴われて精神病院に赴くところで終わる。しかし〈日記〉はさらに精神病棟内での酸鼻な生活を克明に記録し、二人で妻の故郷に落ち行くところまで続く。ふたつの魂の愛ゆえの葛藤を虚飾なく描いた日記文学の金字塔。


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文芸/日本文学/日本文学その他

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■新潮社立ち読み「"死の棘"日記」
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2005年04月02日

恋する日本語

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恋する日本語
小山 薫堂 ソリマチ アキラ

幻冬舎 2005-03
¥1,365 (税込)

「あえか」「赤心」「那由他」「気宇」「邂逅」……。日本語に秘められた物語性に恋愛のエッセンスを加えて作った、35の小さな恋の物語。日本語の美しい響きと言葉の意味が楽しめる1冊。


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語学/日本語・国語/日本語・国語その他
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2005年04月01日

夜桜

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夜桜
片岡 鶴太郎

近代映画社 2005-03
¥3,150 (税込)


初画集発表から10年。記念すべき10巻目には、テレビ朝日系「片岡鶴太郎世界を描く メキシコ・マヤ文明への挑戦」での作品も収録。
「目次」より――夢/いのち/ほほえみ/心色/飯坂にて ほか


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芸術/絵画・作品集/絵画・作品集その他
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2005年03月31日

カラー版「桜と日本人」ノート

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カラー版「桜と日本人」ノート
安藤 潔

文芸社 2004-02
¥3,150 (税込)


大好評『桜と日本人ノート』がフルカラーになって新登場! 学問的な分析はもとより、日本酒のラベルから切手、家紋、そして遠山の金さんの「桜吹雪」やワシントンの「正直桜」の話題まで、桜と日本人とのかかわりを中心に、さまざまな観点からまとめ上げられた“桜本”の決定版。フルカラー図版304点を収載した、一家に一冊は備えておきたい庶民のための“桜大鑑”。
「目次」――「サクラ」とは何か/古代の「桜」/「桜」に魅せられて/「桜」の民俗/お江戸の「桜」/「さくら」とことば/「桜」を象る/「サクラ」の名を借りて/暮らしの中の「さくら」


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教養/雑学・知識/雑学・知識その他
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2005年03月30日

ラスト・ワルツ

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ラスト・ワルツ
盛田 隆二

角川書店 2005-03
¥460 (税込)


十二年前。十八歳で上京したぼくは、十歳年上の花菜子さんと出会った。三つになる息子と二人住まいの彼女と、ぼくは少しのあいだだけ一緒に暮らしていた。そんなある晩、花菜子さんは犬の首輪をつけて帰ってきた。それはある男と他人のままつながっている証だった。そして十二年ぶりの再会。ぼくと花菜子さんは、他人のままつながることができるのか。――人を愛することの苦しみと悲しみを描いた、『夜の果てまで』『サウダージ』に続く恋愛三部作の傑作!


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文庫/一般/角川文庫
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2005年03月29日

考える短歌 作る手ほどき、読む技術

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考える短歌―作る手ほどき、読む技術
俵 万智

新潮社 2004-09
¥693 (税込)


どうすれば気持ちを正確に伝えることができるのか。短歌上達の秘訣は、優れた先人の作品に触れることと、自作を徹底的に推敲吟味すること。ちょっとした言葉遣いに注意するだけで、世界は飛躍的に広がる。今を代表する歌人・俵万智が、読者からの投稿を元に「こうすればもっと良くなる」を添削指導。この実践編にプラスし、先達の作品鑑賞の面からも、表現の可能性を追究する。短歌だけに留まらない、俵版「文章読本」。


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新書・選書/教養/教養新書その他

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■新潮社立ち読み「考える短歌」
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2005年03月28日

しろいやみのはてで あらしのよるに特別編

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しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編
きむら ゆういち

講談社 2004-10
¥1,470 (税込)


シリーズ10周年記念。描きおろしの美しい絵で再現された本編未収録シーン。本編では語られなかった隠れたエピソード。はじめてつづられた5か月間の友情の真実が、胸にせつなくひびく…。
「ガブを えらんだときから わたしは いままでの じぶんを すてた。」
「たとえ どんなに さむくても、どんなに ふぶきが あれくるっても、いっしょに いれば だいじょうぶだよね。」


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児童/日本のえほん/日本のえほん
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2005年03月27日

十七粒の媚薬

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十七粒の媚薬
村上 龍 ほか

角川書店 1993-07
¥441 (税込)


人肌恋しい、眠れぬ夜。一粒の媚薬に酔いしれて、少女は甘美な世界の扉をたたいた。まだ潤いがのこる躰を優しく撫でて、儚い記憶の痕を辿るとき、少女は自分が女であることの悦びを、静かに噛みしめる。そして今夜もまた、妖しい想いに魅せられて、少女は再び夢のなかへと落ちていく―。愛を旅する17人が、エロス表現の可能性を求めて綴る、17通りの愛のかたち。あなたは、どの媚薬を選びますか?
「目次」――クリーム色(村上龍)/雨の島(安西水丸)/夜の夢(川西蘭)/喪服と木魚(麻生圭子)/標本の中の指紋(秋元康)/ククル・クルル(林海象)/氷の膚(松本隆)/畳の匂い(泉麻人)/朱色のしみ(北原リエ)/震える女(佐藤正午)/遠ざかる愛の森(山川健一)/絹の手ざわり(桂木拓)/彼女はゼリィ(中平まみ)/彼女は射手座の女である(川村毅)/鍵穴の背徳の客船(売野雅勇)/南洋の水菓〈フルーツ〉(城戸朱理)/タオラ(玉村豊男)


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文庫/一般/角川文庫
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2005年03月26日

銀の月

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銀の月
西島 善和

ピエ・ブックス 2003-10
¥1,890 (税込)

「ある日東京の夜空を見上げると、そこには銀色の月」――。街を照らす月から、壮大な景色の中に燦々と輝く月。美しい月の写真と神秘の言葉のモノクロームストーリー。ページをめくるときから、あなた自身の月を探す旅が始まる。美しい世界各国の月のモノクローム写真とともに、月にまつわる神話、文化、ことば、実話なども紹介。


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芸術/アート写真集/アート写真集その他
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2005年03月25日

在日 ふたつの「祖国」への思い

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在日 ふたつの「祖国」への思い
姜 尚中

講談社 2005-03-17
¥840 (税込)


最も近く遠い隣国!相互理解の入門書! 日朝の歴史100年 孤独な時の扉を恋郷者が開く!! 占領と分断、背き合い生きた列島と半島の人々の恩讐の声を掬(すく)い希望を紡ぐ情と理とは!?――朝鮮半島の100年は、余りにも悲惨な出来事の連続だった。そして東北アジアは、憎しみと対立、侮蔑と反発に覆われ、幾重にも引き裂かれてきた地域である。この地域には、慟哭と痛恨の歴史が刻み込まれているのである。再び、それを繰り返してはならない。(中略)朝鮮半島と日本というふたつの「祖国」がその偏狭なナショナリズムの殻を打ち破り、地域により開かれた姿に変わっていくためには、ふたつの「祖国」は南北統一への長い道のりを共に歩んでいく同伴者にならなければならないのである。その曲折に満ちた道程を共に歩きながら、過去を虚心に振り返り、打ち捨てられた歴史の犠牲者に温かい眼差しを向ける時が訪れるに違いない。そのためにも、朝鮮半島と日本は共に変わっていかなければならないのだ。


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新書・選書/教養/講談社+α新書
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2005年03月24日

おぞましい二人

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おぞましい二人
エドワード・ゴーリー 柴田元幸

河出書房新社 2004-12-21
¥1,050 (税込)


1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」。イギリスで二人の男女が4年にわたり5人の子供を残虐に殺して荒野(ムーア)に埋めていた事実が明らかとなった。「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら言うエドワード・ゴーリーが、この現実に起きた悲惨な事件によって心底動揺させられ、描いたのが本書である。――実話を元にした、子供を誘拐して殺してしまう「忌まわしいカップル」の物語。ゴーリー最大の問題作!? 人生はかくも過酷なものである、としみじみする異色の一冊。


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文芸/大人の絵本/メッセージ絵本
posted by sizuku at 21:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 文芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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